1 要旨

当センターでは、県民の健康寿命延伸と経済の持続的発展を目指し、フーズ・ヘルスケア関連産業の振興を広く支援しています。その一環として、今回のフォーラムでは、静岡県のフードテックビジネスの未来を考えるため、今年度多くの地元企業にヒアリングを行った株式会社スペックホルダーの大野氏から静岡県におけるフードテックの可能性等をご講演いただきました。

また、県内外の新素材や新技術を駆使した挑戦にも焦点を当て、食のイノベーションをサステナビリティの視点から探りました。さらに企業の取組成果を展示するとともに参加者同士の交流の場も設け、アイデアの共有やビジネスマッチングの活発化を図りました。

 

2 概要

日  時 令和6年3月7日(木)13時15分~16時30分(受付12:45)
会  場 グランディエール ブケトーカイ (静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー4階)
主  催 (公財)静岡県産業振興財団 フーズ・ヘルスケアオープンイノベーションセンター
参加者数 計118名
内  容 13:15 開会あいさつ(令和5年度フーズセンター活動報告)

静岡県産業振興財団 フーズ・ヘルスケアオープンイノベーションセンター長 望月誠

13:25 基調講演

「静岡県におけるフードテックの可能性」

株式会社スペックホルダー 代表取締役社長 大野泰敬 氏

14:40 取組紹介1

「日本製紙グループが提供する木材資源を利用したフードテック」

日本製紙株式会社

参与 バイオマテリアル事業推進本部長代理兼バイオマテリアル販売推進部長

松岡孝 氏

15:10 取組紹介2

「Cell Breaker AI Systemがもたらす新たなバイオマテリアルトランスフォーメーション事業

~茶葉やトマトの葉からのタンパク質抽出による静岡を日本最大級の植物性タンパク質供給基地に~」

S-Bridges株式会社

CTO(静岡大学准教授)佐野吉彦 氏、CBO(静岡大学准教授)一家崇志 氏

15:50 展示ブース(成果展示)・名刺交換

助成事業、新事業創造研究会、フードテック支援企業から7社展示

16:30 終了

 

3 当日の様子